「ＶＩＴＡ　５月号」

予告編とかビデオパッケージなど“ジャケ買い”が多いです
予告編やビデオのパッケージで、おもしろいかどうか判断
することが多いそう。「日本映画が好き…というか、一緒
にお仕事してみたい方が多い。北野武さんは、どの作品
が好きって決められないくらい好きです。

１　GO　
（２００１年／日本）
監督／行定勲
出演／窪塚洋介、柴咲コウほか

昨年の日本映画界の話題をさらった作品が、小嶺さんの心にもヒ
ット！「テンポがよくて、見ていて気持ちがいいんです。出演者
もいい。恋愛と青春と人種差別という３つのテーマがうまくから
めてあって印象に残りました」

２　彼女を見ればわかること
（１９９９年／アメリカ）
監督・脚本／ロドリゴ・ガルシア
出演／グレン・クローズ、キャメロン・ディアスほか

「C・ディアスの演じる盲目の女性が、恋人と待ち合わせして
いて、目の前にその人がいるのに目が見えないから気づかなくて、
そのままデートをすっぽかされてしまう。そのシーンがとても
せつなかった。女性の寂しさ、強さがいっぱいつまった作品です」

３　釣りバカ日誌シリーズ
（１９８８年〜　／日本）
監督／本木克英ほか
出演／西田敏行、三國連太郎、浅田美代子ほか

すでに１２作目を数えるスーさんと浜ちゃんのシリーズをセレクト！「三國連太郎さん
が大好き！　お正月のテレビ放送でハマって、全部ビデオで見直しました。豊川悦司
さんとか、意外な方が出ていて、改めて見るととてもおもしろかったです」


小嶺さんのおすすめをCHECK！

彼女を見ればわかること

原題に込められた意味は「彼女を見ればわかること。それは
すべてではない」。この通り、５人の女性がそれぞれ、悩み
や苦しみを抱えながら強く生きていく様を描く。監督の父親は、
ノーベル賞作家のロドリゴ・マルケス。


PROFILE

女優。９５年『水の中の八月』のヒロインで映画デビュー。以後、
テレビ、映画で活躍。去年は３本の出演映画が公開された。