「ザ・テレビジョン 9/5号」 97/09/05 

CM CLOSE UPVOL.22ぱすてるみゅ〜ず

ソフトオフィス 企画制作会社=電通関西支社+エンジンフイルム ゲームジャンル サウンドアクションパズル 発売日 '97年8月21日 価格 4800円(税別) 特徴 音にこだわり、かわいらしいキャラがパステル調画面内で活躍するゲームソフト

小嶺麗奈が加藤晴彦をボコボコにする!?  現状、発売されているゲームには、女の子が楽しめるものが少な い。そこで、特に女の子が楽しめるゲームといったコンセプトで開発 されたプレイステーション用ゲームソフトが「ぱすてるみゅ〜ず」 なんである。  楽器を持ったかわいいキャラクターといっしょに、パステル調の 世界で音玉(音が入っている玉)を飛ばして競い合うもの。ボタン ひとつの簡単操作がウリの新しいゲームソフトだ。 「新発売編」とうったCMには、加藤晴彦と小嶺麗奈のフレッシュ コンビが出演。対戦型格闘ゲームに出てくる女性キャラ顔負けのハ ードなワザを小嶺が突如繰り出し、そのパンチを受けて加藤がKOさ れる。新種の対戦ゲームのCMかと思いきや、ほのぼのでラブリー なゲームのCMだということが発覚するのだ。制作側は「この構成は、 見ている人に『今のゲームって確かにハードなのしかないよね』 『そうそう』と、共感してもらうことが狙いなんです」と語る。  撮影の際、スタジオに用意されたゲームに出演者2人がトライし たところ、小嶺の上達が早く対戦を申し出たスタッフも歯が立たな いほどであったとか。CMのごとく、やはり、女の子は強かった!? @A振り向きざまに始まる女の子と男の子の会話。「男の子のゲームってさぁ、」と小嶺 が加藤に話をふるシーン。なんの変哲もないデート風景のように見えるが、実はスタジオ で2人のカットを撮影し、別日に都内ベイエリアのビッグサイトを撮影したバックと合成 している。 BC突然、格闘アクションゲームのような動きで、加藤をボコボコにする小嶺。このシー ン、繰り出す技や豪快なやられっぷり迫力をもたせるために、JAC(ジャパンアクシ ョンクラブ)の男女が演技指導。「宙づりシーンでは血が止まるほどつらかったですが、こ れも経験です」と加藤。 DEパンチやキックを連続コンボふうにたたき込む小嶺にKOされ た加藤。「こんなのばっか」と小嶺。主導権を勝ち取った彼女の部 屋で仲良く“ぱすてるみゅ〜ず”を楽しむといったストーリー。彼 女がかかえているのはゲームの主人公である。“ブチャ丸とパナ子”。 ▲記者会見でのご両人 格闘ゲームの小嶺VSパズルゲームの加藤 6月18日、撮影同日に行われた記者会見でアクションを再現する 2人。「ゲームセンターに行って格闘ゲームをよくしますが、パズル ものは苦手」の小嶺に対し加藤は「気分転換にスポーツものや頭に 優しいパズルを好んでします」と、意外な発言が飛び出した。